フィリピン留学 英語学習における目標水準

フィリピン留学 英語学習における目標水準

フィリピン留学
フィリピン留学前の決意。英語学習における目標設定の基準とは?

目次

フィリピン留学 英語の学習はステップバイステップ


当然のことですが英語の学習だけでなく、スポーツでも楽器の演奏でも

何かを取得するにはそれなりのスッテプが必要です。

ピアノを弾いたことがない人がいきなりショパンを弾ける訳がなく、

まず最初にしなければならないことは楽譜を覚えることです。

そしてすぐにショパンの曲を弾こうとしても、難しくて挫折してしまうかもしれません。

しかし簡単な片手でも弾ける曲から練習し始め、徐々にステップアップしていけば

成長を感じられ掲げた目標を達成するたびに満足感も得られます。

英語も同様で、非英語圏の日本人が英語力を身につけ、グローバル社会を生きていく上で

不便を感じないほどの英語力と、まるでネイティブレバルの会話力とリスニング力を

当たり前のように目標とするなら、いくら英語の学習を頑張っても

途中で挫折してしまうでしょう。

もちろん、自身の英語力に対する絶望感を糧にして、

さらに努力しようとするのはいいですが、

絶望感のあまり英語学習を放棄する場合がほとんどです。

これらの事例は、英語学習において最も重要であり、理解しておくべきことだと思います。


フィリピン留学 多くの留学経験者が感じることとは?


フィリピン留学
フィリピン留学を経験された多くの方が感じることとは!?

多くの留学経験者が述べるコメントをご紹介しますが、

最も一般的に感じられる絶望感は下記のようなものです。

3ヶ月間の留学を一生懸命頑張って(実際に頑張った場合のみ)、

ある程度英語を使うことに自信が持てるようになると非常に満足します。

それは、本人はある程度の自分の思いを言うことができ、

相手は外国人であることに配慮して英語を聞いてくれるため会話が成立するからです。

しかし、英語のニュースやドラマなどの放送や映画に挑戦してみると、

予想外にほとんど聞き取れないことが多く、

衝撃を受けて深い悲しみを味わうことになります。

終わりが見えない英語学習に嫌気がさして諦めたり、

少なくともしばらくの間、学習スランプに陥って時間を無駄にしてしまいます。

このような場合は、下記の留学生の経験談を参考にしてみてください。

“英語を20年以上学んでいても、映画の20〜30パーセントは

聞き取れないということがあります。

それは、日本人である私たちが日本の映画やニュースを見ても、

内容をすべて理解することができないことがあるのと同じです。”


フィリピン留学 ネイティブ VS 日本人の英語


フィリピン留学
ネイティブスピーカーのように、英語が話せるようになることだけが重要ではありません。

私たちが英語を学ぶ目標は、ある程度相手に対する知識があることが前提の

「ネイティブ対外国人」間の英語のコミュニケーション能力であり、

「ネイティブ対ネイティブ」間の英語のコミュニケーション能力ではありません。

重要なことはコミュニケーションがとれるかどうかであり、

発音や英語表現など「形式」ではありません。

さらに、知識や考えなどの「内容」が最も重要な部分だと思います。

いくら「ネイティブ対ネイティブ」レベルの会話を交わすことができても、

知識や考え、感情がなければどんなに流暢な英語が話せても

何の意味も持たない人間関係を築くことになってしまいます。

逆に、その「形式」が少し下手でも「内容」に中身があれば、

十分ネイティブスピーカー以上の魅力ある人物だと理解されて

意味のある人間関係を築くことができます。

英語は意思疎通を図るコミュニケーションツールだということを忘れないでください。


フィリピン留学 英語は下手な方が魅力的!?


個人的に交流している外国人の友人が、たまにこういう話をします。

“日本人は、英語を流暢に話せる人ほど魅力がなく、

むしろ英語ができない人の方が魅力的な場合が多い” といった話です。

もちろん、英語が喋れるということはいいことですが、

日本人で英語を上手に話せる人の中には、魅力のある中身が欠けている場合があります。

むしろ英語が上手く喋れなくても魅力あふれる中身の人が、

多くの人々と交流したいと思っているように感じます。

あくまで英語という言語を取得することが目的ではなく、

コミュニケーションを図ることが目的なのです。

もちろん英語学習をないがしろにしてよいという話では当然ありません。

継続的な努力をして、ネイティブレベルの英語力や

ビジネスレベルの英語力を身につけることは当然良いことです。

しかし、完璧主義者の日本人は、完璧な英語力を目指すため途中で挫折してしまったり、

自信がないためコミュニケーションをとることに消極的になってしまうことが、

私たちの社会で英語学習における最も深刻な問題ではないでしょうか。

ご自身の日本での日常会話を思い出してみてください。

日本語を今までずっと使っていながら、「何?」、「どういう意味?」、

「すみません、もう一度教えてください」というような言葉を使わない日は、

ほとんどないですよね。テレビを見ていてもニュースの内容が理解できなかったり、

ドラマの内容に疑問を抱くこともあります。

「外国人対ネイティブ」という関係をよく理解した上で、

たとえ間違えていても自身をもってコミュニケーションをとり、

より良い人間関係を築いてください。

最初から高いレベルの英語力を目指すのではなく、

楽しみながら英語学習を続けることができる目標を掲げてみてはいかがでしょうか?

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
目次